日曜の護身術講座は、崩しと倒れ方の稽古をしました。
　
二人一組になって、まずは正座からの崩しです。
　
両手で相手の両外手首を握って崩すというものでしたが、
遂、安易に少林寺拳法の技を遣いそうになってしまいます。
　
そこをグッとこらえて、なるべく肩を崩すようにしてみました。
　
古武術の崩し方は肘を曲げさせないようにして崩すようです。
　
また、倒れるときは横を向いて、首を肩に付けて肩をクッションに
して倒れます。
　
　
次に同じ事を立った姿勢で行いました。
　
今回のお相手が年配の方だったので、自分から崩しを行うのは
止めて、もっぱら倒される方をやりました。
　
立位からの倒れ方も少林寺拳法とは違って、足を滑らせた時の
ように片足を斜め前に投げ出しながら、しゃがみこむようにして
横向きに倒れます。
　
その時に足は抱え込まず、なるべく伸ばすようにします。
　
足を抱えると背が丸まるので、頭を打ちやすいとのことでした。
　
　
少林寺拳法とは異なる色々な理合があって楽しめました。
　
　

昨日の稽古では、真半身の姿勢について、
集中的に教えていただきました。
　
基本的なことで出来ていない部分が多いので
こういう稽古は勉強になりますし、ありがたい
です。
　
引落の構え、繰付けた形、突外打の受けた形、
雷打の突いた形、手の形が違うだけで足の形、
姿勢はすべて同じということを改めて注意され
ました。
　
後ろ足は足の外側のラインを身体と直角にして、
内側に重心を乗せる。
前足は斜め４５度の角度で膝を前に向けて、
小指丘の一点に重心を乗せる。
　
繰付は、後ろ手はやや活かして掌の付け根を
腰に付ける。
前手は杖を握らず手首を伸ばして合谷で下に
押さえる。
　
引落打も前足の踵を軸につま先を開くことなく、
杖の動きに合わせて小指丘を軸に自然に前に出る。
　
構えを作ってゆっくりとやれば出来るのですが、
制定形の動きの中では、全然決まりません。
　
一回一回、気を付けながら繰り返すしかないんで
しょうが・・・。

杖道の稽古は、制定形の１１本目「乱留」の
仕杖の稽古を始めました。
　
殆どの動作は１０本目までに出てきたものと
同様でしたが、１１本目では、単独動作でも
稽古している巻落が初めて出てきて、これが
くせものでした。
　
太刀を下から掬う？受け流す？ように
止められず、どうしてもガチッと受けてしまいます。
　
そのため受けたところで一度動作が止まって
しまいます。
　
おそらく、単独動作自体もきちんと出来て
いなかったかと思われます（ショック！）。
　

土曜の杖道の稽古は、
惨憺たる内容でがっくりしました。
　
何か身体の動きがちぐはぐで、
思ったとおりに動けません。
　
結局、２時間の稽古の間、
ずっとその状態のままでした。
　
特に７～１０本目までを
重点的に稽古しましたが、
どれもこれも一本として満足？
にできずに終わっちゃいました。
　
何で、こんなに・・・絶句。
　
特に太刀落では、
師範代に太刀で切り付けてもらいましたが、
何回やってもばっさり切られてしまいます。
　
すごく早いようには見えないのですが、
左手首を掬うことができず、
いつの間にか右肩先に切っ先が届いています。
　
単純に自分の杖が効いてない、
下手なだけなんでしょうが、
どうしたらいいのかよくわかりません・・・。
　

今年最後の大会に参加してきました。
　
毎年、つくばの洞峰公園体育館で行われている大会です。
　






　
午前中には、水鴎流第十五代宗家の勝瀬先生から小具足
のご指導があり、今年は後半の刀奪、突止、上段、無相の
四本を教えていただきました。
　
また、勝瀬先生からは稽古の冒頭に厳しい中にもウィットに
富んだご挨拶をいただき、考えさせられるとともに感激しま
した。
　
午後には友好演武として、水鴎流と鹿島神流の素晴らしい
演武を間近で拝見することができて無常の喜びでした。
　
最後に杖道大会があり、制定形の形三本の杖のみの試合
が行われました。
　
今回もまた準決勝戦での敗退してしまい、やはり何か決定
的に足りていないものがありそうです。
　
その足りていないところを教わって、それを補っていけるような
稽古を今後は積んでいきたいと思います。
　
今年の大会も大変に勉強になり、有意義で楽しい一日を過
ごさせていただきました。
　
主催された先生、大会関係者の皆さま、参加された皆さまに
感謝申し上げます。どうもありがとうございました。