左右の繰付で膝の角度が違っているのに気が付きました。
　
左足前の時は、何故か膝が中に入ってしまい、どうしても膝頭
を前に向けることができません。
　
そもそも足先の角度が深すぎるのかも知れません。
　
左足前の繰付は、引提、霞と稽古の中でも、よく使いますので
早く直さないとなあ。
　
後は、太刀を逆手や引落で打つときに意識して前手を小指から
握り込むと、打ち込んだ時に後ろ手が縮まらずに打てることに
気が付きました。
　
こんなの常識？なのかも知れませんが。
　
今までは特に握り込みを意識もせず、両手で均等に杖を振って
いたような気が・・・。
　

今週の杖道の稽古は、師範から日本人の身体の使い方、
特に歩法について指導がありました。
　
立ち方から歩き方へ。
　
普通の西洋的な歩き方ではない、昔の日本人の歩き方。
　
歩くことすらできないようであれば、到底、武道の技が
使える筈がないと言うことなのですが・・・。
　
長年、身体に染みついたものは、なかなか拭い去れる
訳もなく、自分の身体なのに思ったように（そもそも意識
動作をしないということなので思うこと自体がいけない
ことなのでしょうが・・・）動けません。
　
　
いつまで経っても道は遠いです。
　 

金曜日と日曜日にそれぞれ４時間ずつ稽古をしました。
　
日曜日は、東京都の審査会の日で自主稽古だったので、
みっちり基本から復習させていただきました。
　
稽古を始めて２年半経ちますが、出来ていないこと、
理解していなかったこと、変な癖などが有りすぎて、
がっくりです。
　
（基本単独）
返突・・・後ろ手が下がっていて、突き上げになっている
巻落・・・ただ形を真似ていただけで、構えから巻き方まで、
　　　　　きちんと理解していなかった
繰付・・・足を開く幅が一定していなく、太刀筋に杖が正確に
　　　　　行っていない場合がある
繰放・・・ただ形を真似ていただけで、繰放し方を、きちんと
　　　　　理解していなかった
体当・・・太刀の柄を下から掬い上げようとしている
　
いずれにしても、杖は後ろ手で使うこと
　
　
（制定形）
仕杖に合わせた打太刀の捌き・・・杖と太刀の絶妙な間合い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と呼吸の大切さ
太刀落・・・太刀の回頭からの切り付け方、杖の打太刀の
　　　　　　左手の掬い方と繰付からの返突のタイミング
雷打・・・太刀の切りの深さとタイミング、杖の二本目の突き
　　　　　　へ移行するタイミングと杖の使い方
正眼・・・太刀の退がりながらの抜き方、杖の目付け、
　　　　　逆手突のタイミング
乱留・・・太刀の巻き返してから切り付けの姿勢とタイミング、
　　　　　杖の引落打ちの姿勢とタイミング、巻落の姿勢と遣り方
　
等々、非常に勉強になりました。
　
後は、杖を柔らかく握って「ブン」と音がするように振ること
　
　
でも、一杯言われ過ぎて、全部頭に入ってない・・・（泣）
　　

杖道の稽古で、太刀の使い方をみっちり指導
していただきました。
　
なんとなく覚えたような気になっていましたが、
改めて、教わるとずいぶんといい加減にやって
いたみたいで恥ずかしい限りです。
　
８本目「太刀落」の回刀からの切り付けの角度、
　
９本目「雷打」の二太刀目の切り付けの角度、
　
１０本目「正眼」の逆手突のかわし方と抜刀の仕方、
そこからの片手切り、
　
１１本目「乱留」の左胴への切り付けと杖の逆手打
のかわし方、
やってもやっても上手くできない。
　
ホントに難しくて、面白い。