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酔っ払いオヤジの稽古記 <少林寺拳法と杖道と居合道>
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陸前高田ボランティアふたたび①
先週末2か月振りに、2日間でしたが、
ふたたび陸前高田市へボランティアに
行ってきました。
 
高速料金1000円が先月で終了し、地元の
市役所の災害車両証明書の発行も終了したので、
片道9000円を覚悟してましたが、
岩手県に申請すれば、災害車両証明書を
発行していただけます。
 
でも今回は、申請するのが遅かったため、
出発に間に合わず、帰ってきたらポストに
入っていました・・・ざんねん。
 
2011071209280000.jpg




 
 
申請される場合は、郵送の期間もみて、
一週間前くらいの申請をお勧めします。
(問合せ先)
社会福祉法人 岩手県社会福祉協議会
ボランティア・市民活動センター
TEL 019-637-8869
 
 
金曜日の深夜2時半に出発し、
朝9時からのボランティアセンター(VC)の
受付に合わせて、現地入りしました。
 
VCでのマッチングで、海辺の脇の沢駅
(駅舎は影も形もありませんが・・・)の
住宅跡地で重機が取りきれなかった
細かいガレキの撤去を行いました。
 
14時頃から近くの小友小学校で翌日に
予定されている運動会の準備を手伝いました。
 
小学校は少し高いところにあるので津波の
被害はなかったようですが、学校の周りは
田んぼだったそうで、見渡す限り津波のガレキが
まだ手つかずのような状態で残っていました。
 
この2か月で、市の中心部のガレキ撤去は
かなり進んだと思いましたが、まだまだ
周辺部までは、手が回ってないようです。
 
校庭で運動会の設営をしている、すぐ近くで
警察がご遺体の捜索をしている光景は、
やはり相当異様で胸が締め付けられました。
 
子ども達の明るさがせめてもの救いでした。
 
予報では雨が心配でしたが、終日降ることもなく、
この日は暑さもそれほどではありませんでしたので、
まだ大丈夫でした。
 
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陸前高田ボランティア通信(おまけ)
先日、陸前高田にボランティアに行った際に
支援物資も持ち込んでお届したところ、
市長名で御礼状が届きました。
 
2011051507050000.jpg





 
「頂戴したご厚情に対し、
何もお返しできませんが…、
一日も早い復興を目指し…」
と書いてあります。
 
元より見返りを期待しての活動では
なかった訳ですが、復興に向けてお忙しい中、
わざわざ御礼状を出してくれる
こうした細やかな心配りに、ぐっときますね。
 
 
次に何が出来るのかを、考えなきゃ!
 
陸前高田ボランティア通信⑥

活動最終日(3日)は、
国道沿いの歩道の泥のかき出しと
清掃でした。
 
この歩道は小学校の通学路なので
5日までにはキレイにしたいとの
ことでした。
 
8人で行きましたが、現場に行くと
長さが1km以上は有にあって、
泥も多いところでは30cm以上
堆積しています。
 
しかも泥は固く締まっている上に
中には、衣類や材木など色んな物が
混じっていて、スコップが当たって
掘りづらいです。
 
一日作業して、わずかに200mくらい
進むのがやっとでした。
 
 
ボランティアは、原則、撮影禁止ですが
作業状況を確認するため、ビフォー、アフター
を撮ってみました。
 
(ビフォー)
2011050320500000.jpg









 
(アフター)
2011050320510000.jpg









 
VCに戻って、まだ1kmくらい
残っているので、あと50人くらい投入した
方がいいと伝えました。
 
今日は、もう5日なので全てキレイに
なっているといいなあ。
 
 
ボランティアに来る前は、
自分にできることなんてたかが知れているし、
役に立たずに帰ることになったら、
どうしようかと思っていましたが、
来てみればさにあらず、
一人ひとりの力は小さくても、
集まれば、必ず結果を残せるものです!
 
 
当初は往復に各1日、実働3日の計5日の
日程で考えていましたが、最終日も働いて
4日活動したところで帰路につきました。
 
かなり肉体的にはキツイので、
実働3~4日というのが妥当そうです。
 
 
帰りに一関ICの近くで、また温泉に
入りました。
 
 【山桜 桃の湯】
  一関市赤荻字笹谷393-6
  TEL 0191-33-1118
  午後11時まで(2時間まで680円)
  ※無料マッサージチェア有
 
 
帰りは渋滞40kmというので、
東北道から常磐道に迂回して
帰りましたが、午前2時に家に着く頃
には解消していたみたいです。
 
 
復興への道のりはまだまだ遥か彼方です。
 
また、時間を作って必ず戻ります!!
 
 
でも、昨日、今日と筋肉痛と腰痛で
何とも情けないですね…。
 


 

陸前高田ボランティア通信⑤

活動3日目(5月2日)も
昨日のおばあちゃんの家に行ってきました。
 
今日は昨日の5人に加え、
さらに5人新たに参加されてきたので、
何とも心強いです。
 
人数が増えたので室内の清掃に加え、
大量にあった食器類の水洗いまで
することができました。
 
それにしても酷い有様で、
家の中なのに外と同じくらい泥だらけですので、
外作業みたいに大雑把にならないように
自分の家だと思って丁寧に掃除することを
心がけていました。
 
 
 
テレビも新聞もない生活でしたので、
曜日感覚がなくなっていましたが、
2日は平日だったので、がれき撤去の
業者さんが入っていました。
 
庭に積み上げられた家の中の物が
どんどん撤去されていくのを眺めている
おばあちゃんの寂しそうな横顔が
見るのも辛くて声が掛けられませんでした。
 
全てが貴重な家財であり、大切な思い出
の品々だったのでしょう…。
 
 
二日続けて作業したことで、
何とかおばあちゃんの要望に応えることが
できたみたいで、
とても感謝していただけて、
すごく嬉しかったですね。
 
 
⑥につづく
 

 

陸前高田ボランティア通信④

活動2日目(5月1日)は、
独り暮らしのおばあちゃんの家
の清掃に行ってきました。
 
海側の隣家は半壊、
おばあちゃん家は1階が50cmくらい浸水、
山側の隣の家は無傷のようでした。
 
この地域は復興が遅れているのか、
ライフラインは未だ全滅、
海側の道は寸断されていて、
迂回に迂回を重ねてやっと辿り着きました。
 
 
おばあちゃんの依頼内容は、
もう一度寝泊まりできるようにして欲しい
というものでした。
 
VCからの依頼書では4人で
ということでしたが、3部屋+台所があり、
ひと目で一日では無理って感じでした。
 
初日は後から1人増えて5人で、
一部屋ずつ家具を一旦外に出して、
室内を清掃して家具も外で清掃して
元に戻すという手順で行いました。
 
どれもこれも泥だらけなので、
おばあちゃんに残すか捨てるかを
聞きながらなので時間がかかります。
 
おばあちゃんは足がお悪いので
座っていて下さいというのですが、
気が付くとご自身も掃除を始められていて、
なかなかじっとしてはいられないようです。
 
昨日は社長自身も作業したらいいのにと思い、
今日はおばあちゃんには休んでいて欲しいと
思う。やっぱり姿勢の問題でしょうか。
 
 
掃除には大量の水が必要ですが、
水が出ないので、100mくらい離れたところまで
湧水を汲みに行かなければなりません。
 
津波から2カ月弱経過し、泥は固く凝固していて、
掃いても掃いても、拭いても拭いても、
なかなかキレイにはなりません。
 
 
一日がんばりましたが、一部屋と半分くらいしか
進みませんでした…(泣)
 
すごく中途半端だったので、
後ろ髪を引かれながら帰ることになりました。
 
 
でも、VCに戻って報告をしたら、翌日も
同じメンバーで行ってもらえるかということでしたので、
二つ返事で翌日も行かせてもらえることになりました。
 
 
⑤につづく
 



 

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男性
自己紹介:
趣味:
 少林寺拳法   正拳士五段
 杖道(神道夢想流)  三段
 居合道(夢想神伝流) 初段
 ダイエット
 磯釣り
好物:
 酒(特に日本酒)+魚料理
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