引落打で杖を打たれたときの太刀遣いを
教わりました。
　
肘と握りを緩めて、床に剣先を打ち付けない
ようにとは教わってましたが、強く打たれると
太刀全体が後ろに流されていました。
　
今回、教わったのは右肘を抜いて、左は拳を
臍下に付けて、腰を抜いて受けるというものでした。
　
確かに左拳が正中から逃げないので、回刀すれば
すぐに反撃ができます。
　
この太刀遣いができていない人が多いとも言われました。
　
杖道は、太刀が杖を導く必要があり、太刀ができる
ことが必須となります。
　
でも、稽古は、やはり杖が中心となってしまい、なかなか
太刀だけを集中的に稽古する時間が取れません・・・。
　

繰付から水月を突いて、引落の構えになって
引落打をするという形が、三本目、七本目、
八本目に出てきます。
　
この本手で突いた姿勢から、引落に構える時
の前の手の持ち替えが、もたつくような感じで
しっくりこなかったのですが、先日、解決策を
教わりました。
　
今まで、前手の手首を巻き込むように引いて
いたのですが、それだと手首を返しながら
拝み手にならないといけないので、どうしても
もたついてしまうのですが、最初から手首を
活かして引いて胸に着けるとそのまま手を
開けば拝み手になります。
　
こんな簡単なことに何で３年も気が付かな
かったんだろう。だめですねえ。
　
でも、まさに目から鱗で、嬉しくなっちゃいました。
　

仕事のピークが過ぎたので、４か月振りに土日で３コマ
（２時間×３道場）の稽古ができるようになりました。
　
先週からようやく暑くなってきたので、かなりヘロヘロに
なりますが、かえって無駄な力が抜けていいのかも
知れません。
　
ただし、月曜日はあちこち筋肉痛だし、身体が重いしで
辛いのですが、好きでやっているのだからしょうが
ありませんね。
　
１０月の全日本杖道大会にもエントリーしましたが、
今回は相方さんが他支部の方になりそうなので、
その方で決定したら、その支部にも出稽古に
行かないとなりませんので、さらに厳しくなりそうです。
　
今回の稽古では、巻落と繰放を集中して行いましたが、
どちらも全然出来てません。
　
いかに基本の単独をいい加減にやっていたか、
思い知らされてすごく凹みました。
　
他にも雪崩のように注意を受けましたが、半分くらいしか
覚えてません。
　
どうしたら、身体が覚えてくれるのか全くわかりません。
　
めげずに稽古を積み重ねるしかないとわかっていながら、
つい、どっかに近道がないかなあと探してしまう愚か者です。
　
話は変わって、ついに十二本目「乱合」を教わり始めました。
　
稽古を始めて来月で丸３年。
やっと、ここまで来たかと少し感慨深かったです。
　

本日、綾瀬の東京武道館で、第２１回東京都杖道大会
第１０回東京杖道祭がありました。

今大会は、１６９組３３８名のエントリーがあり盛会でした。

まずは、結果速報です。

間違っていたら、ご指摘下さい。

＜大会成績（敬称略）＞
　
　７段の部　　優勝　　太田安昭（松本杖道会）・上田花代子（埼玉杖神会）　
　　　　　　　　 ２位　 　桝井一之・上田敦子（日経杖道部）
　６段の部　　優勝　　松本保典（蔵脩館杖道会）・森井加代子（日本武道館）　
　　　　　　　　 ２位　 　齋藤力夫（久喜杖道会）・平野弘美（大宮杖道会）
　５段の部　　優勝　　矢口真知子・杉本順子（蔵脩館杖道会）　
　　　　　　　　 ２位　 　小林正明（城北杖道会）・浅野勝正（城北杖道会）
　４段の部　　優勝　　増渕徳造・関展秀（茨城剣連）
　　　　　　　　 ２位　　 佐藤健一・藤田浩幸（警視庁）　
　３段の部　　優勝　　丸山貴弘・中村美代子（日本武道館）　
　　　　　　　　 ２位　 　橋本好太郎・高村順也（警視庁）
　２段の部　　優勝　　阿部尊憲・瀧澤貴典（警視庁）　
　　　　　　　　 ２位　 　小谷純司（日本武道館）・福見健治（日航杖道会）
　初段の部　 優勝　　関塚直貴・中川　修（警視庁）　
　　　　　　　　 ２位　 　新木清司（浦和杖道会）・杉崎利春（久喜杖道会）
　１級以下　　優勝　　岩澤優希・長坂麻衣（埼大杖道部）　
　　　　　　　　 ２位　 　栗田ななみ・伊藤菜穂（至誠会）

メールが来て、今日の東京都大会の相方さんから、
急な仕事が入って大会に参加できなくなったとのこと。
　
お互い社会人で、いい大人なんですから、仕事が最優先は
当たり前で、何時こちらがそうなるかも知れない訳で、
お互い様なんですが・・・。
　
いよいよ大会だと張り詰めていた糸がぷつんと切れました。
　
とりあえず、会場には行って見学・応援＆看取り稽古してきます。