先日出稽古に行った先で壁に貼ってあった言葉
　
「一瞬のやる気なら誰でも持てる。
けれども、持続性のあるやる気は
深く認識したものだけに宿るのである。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～野村克也
　
野球には全く興味ないので、名前と顔は知って
ますが、どこの球団の監督かもよくわからない
くらいですし、たまにニュースとかで見掛けても
変なことを言うおっさんくらいの印象しかありません
でしたが、
　
この言葉には、
意外といいことを言ってんじゃん
とちょっと感銘を受けました。
　
なかなか成果がでなかったり、
身体や心がしんどくなったりすると
つい稽古を休んじゃおうかなと思ったりして
しまいますが、
そこでやる気を奮い立たせて
休まず続けることの大切さを
思い返させてくれました。
　
寒くなってきて朝早く起きたくないとか、
首が痛いとか
今週も仕事で疲れたとか、
昨日、呑み過ぎたとか
言い訳を考える前に起きて行動しろって
ことですね。
　
反省します。
　

本手打、逆手打、引落打、巻落、胴払打。
　
いつの間にか、いろんな変な癖が
付いていました。
　
これまでに、いろいろと考えて、
自分で良かれと思ってやっていた
ことの大概は大ハズレです。
　
基本に忠実に、教わったとおりに
やればいいだけなのですが、
それが出来ないために
自分に都合のいいように
身体を使ってしまっています。
　
もちろん、その方が楽ちんだからからですが、
結局、間違って覚えたことを後から修正する
ことは大変ですし、また、ずっと間違ったまま
無駄な時間を過ごしてきたのかと思うと
がっかりです。
　
合理的に身体を使うことが、
いかに難しいことか。
　
直されたところを常に気を付けていないと
また同じ事の繰り返しになりそうです・・・。
　
それにしても、自分のことは自分が一番
わかっていないものですね。

どうやら持病の首（頚椎症）が調子悪いらしい。
　
今日は朝から左手が肘から指（小指と薬指）まで
一日中ビリビリ痺れてます。
　
まだ、感覚と握力＆腕力はあるので、まだ大丈夫
みたいですが。
　
とりあえず病院に行ってる時間がないので、騙しながら
様子見です。
　
でも、稽古はいつも通り・・・、何だか時間が惜しくて
休めない・・・結局、ただのバカ！？
　
　

今日は一日、東京武道館で講習会でした。
　
５時間コースで、思ったよりバテましたね。

基本の後の段別の講習で、今日、初めて
組んだ人の繰付が、杖を斜めからスイング
するように振ってきて、必ず右手薬指の
第二関節に当たります。
　
・・・痛くて嫌になりました。
　
でも太刀だから痛がっちゃいけないと思い
何とか最後まで我慢しました。
　
でも、毎回当たるってことは、その人にとって
の形（かたち）が出来ているってことなんで
しょうから正しい形（かた）に戻せば上手くなる
のではと思いましたがどうなんでしょう。
　
それにしても、おかげで指が真っ赤です。
　

もうパソコンが限界のようです。
すぐにフリーズしてしまい使えません。
今は少しいいようなので日記を更新します。
　
　
先週の土曜日に所属している会の大会が
あり、出場してきました。
　
初めての団体戦（団体合戦）ということで、
いつもと違う緊張感を持った稽古ができました。
　
各チーム３人１組（先鋒、中堅、大将）で、
それぞれの相手（先鋒なら先鋒）と仕打交代
して、２本（先鋒は、着杖と水月）の形を行って
勝敗を決し、必ず大将までの３戦を行い、
２勝以上したチームが勝つという形式でした。
　
参加者は２２組（６６名）で、真剣な試合が
行われました。
　
団体戦は当たり前ですが、個人戦と違って
自分が負けても、他の二人が勝ってくれれば
勝ち進めますので、責任は重く、気分は軽く
という奇妙な心持ちで試合ができました。
　
今回、決勝まで残れたので、都合５試合行う
ことができましたが、うち４回はまったく初めて
の人との対戦だったので、どのような太刀、杖
を使われるのかわからなくて、かえって集中
することができたような気がします。
　
決勝戦では惨敗してしまいましたが、有意義
な稽古ができました。
　
試合のいいところは、緊張感のある稽古が
できることだと痛感しました。
　
試合でも平常心を失わずに緊張してても、
しっかり形ができるように、普段の稽古を
積んでいかないとやっぱりダメですね。
　
反省しきりですが、初めて金杯をいただけた
のは嬉しかったです。
　










　
大会後の直会では、いただいた金杯で
出席者全員に注いで回るのが決まりに
なっていますので、周りの目を気にすることなく、
たらふく呑めて幸せでした。
　
おかげで、料理にほとんど手を付けられなかった
のは、もったいなかったのですが・・・。
　
　
次は１０月の全日本大会です。
　
負けた理由をよくよく考えて、次につなげたいものです。