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酔っ払いオヤジの稽古記
<少林寺拳法と杖道と居合道>
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稽古考(2)
教えることと学ぶこと
少林寺拳法では人に教えることで自分も学ぶという考え方があり、 先輩は後輩に普通に教えていますし、教え好き(多分に自分も その一人)の方が多いような気がします。 ですが、人にものを教えるというのは難しいことですし、教え好き
というのが心苦しいような気持ちになることがあります。 さらに最近の人は、先輩や先生に気軽に聞こうという姿勢がありありで、
というか実際に皆さんに聞きまくっている人もいたりして、頭(知識) で技を覚えようとするマニュアル人間が多いように感じて、それにも 違和感があります。 聞きたがりと教えたがりがバランスしているということかも知れませんが、 果たしてそれでよいのでしょうか? 杖道の師範からは、先日も気軽に人に教えるなという訓辞をいただきました。 人に教えるということは、教えたことにより、その人が、万が一にも そのことで命を落とした場合は、教えた者の責任であり、教えると 言うことにはそれくらいの重みがあることを肝に命じるべきである ということでした。 それならば教えるのに恥ずかしくないくらい技術を磨けということ かも知れませんし、或いは切磋琢磨しながら向上すればいいという 話しかも知れませんが、それだけの技術を身に付けてから初めて 人に教えるべきであるということも一理あるように思います。 普及と伝承という二律背反の問題についても仰られていましたが、
普及させるためにはたくさんの指導者が必要なのは当たり前で、
そうなると質に問題が出てくる場合も考えられます。 かたや伝承ということであれば、指導者が極端に限定されてしまう
ため、門下生を増やすことは難しいでしょう。 PR コメントを投稿する
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