白帯拳士のＯさんと練習。
　
すでにいくつかの技を習い始めているところですが、最初に変な
癖が付くと後から直すのが大変ですから、基本を集中的に行い
ました。
　
開足中段の構え方から振り身の仕方、上段突、中段突、蹴上、
上受。鏡に向かってＯさんの真後ろに自分が並んで立って行い
ました。
　
振り身が出来ていれば、後ろに立っている自分が鏡に映ることは
ない筈ですが、初めはしっかり顔が見えていました（笑）。
　
顔が見えなくなるところまで振り身をしてもらいますが、何回か
繰り返しているうちに振り幅が段々と小さくなってしまいます。
　
さらに足幅が広くなって、足先も外側に開いていって、がに股に
なってしまいます。
　
突く（蹴る、受ける）よりも引く方の速度を上げて復位すること、
蹴った後は一瞬鶴立すること、突きも受けも腰で行うことなどなど
普段何げにやっている基本ですが、色々説明しながら行ってみて
自分の勉強にもなりました。
　
家とかでも体制や動きに気を付けながら、一人稽古してくれると
上達も早いんじゃないかと思いますが・・・。
　
　
大人でも基本だけでは、つまらなそうなので、次に運歩（前千鳥足）
を少しだけやりました。
後ろ足で蹴って前に出ると習いましたが、今回は蹴る方法と蹴らない
方法をやってみました。
　
蹴らない方法は膝を崩して前に出るのと後ろ足を倒し込んで前に出る
方法を行いました。ただし、自分もまだまだ出来ていないので、こんな
方法もあるよという程度でしたが。
　
　
最後に技を少し。柔法の小手抜と寄抜。
　
やっぱり、まだ手で抜こうとしています。
そもそも引かれるままに鈎手守法を行っているので、全然、優位な形
になっていません。
　
手元に目が行って、背中が丸まっているので、軸回転もできていません。
　
持たれた位置もぶれてしまって固定されていません。
　
　
でも、まだ始めて１か月ですから、あせらず丁寧に覚えていって欲しい
ですね。