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酔っ払いオヤジの稽古記 <少林寺拳法と杖道と居合道>
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護身術

先だって、甲野善紀先生の千代田武術研究会に
参加した際に少しですが護身術の説明がありました。
 
相手が右手で刃物を持っていて、後ろから右手を
回してきて、自分の左首筋に刃物を突き付けたとき
の対処法ということでしたが、大切なのは怖いから
刃物を遠ざけようと相手の腕を掴んで押すのは危険
だということでした。
 
確かに単純な力比べになってしまいますし、
引き付ける方が瞬発的な力が出ますから力負けしそう
ですし、刃物は引く(或いは押す)ことで切れますから、
押し勝ったとしても、刃物が首に触れている状態からで
あれば、自分で引き切らせてあげることになりかねません。
 
そこで、具体的な対処法として、
右手で上から自分の左側頭部に手を掛けて、
右に頭を倒して、肩と顎で相手の手を挟みこんで
相手の上腕を固定(肘の動きを制限)する。
 
さらに左手で相手の前腕を掴み自分の正中に
引き付けて、最後は腰に乗せて投げるというものでした。
 
最後の腰投げは、誰にでもできるものではないでしょうが、
相手の手を押しのけるのではなく、大切なもののように
引き付けるというのには理がありそうです。
 
 
それから、刃物を持った相手と対峙したときに、
掌を見せてはならない(相手に掌を向けない)
ということでした。
 
普通、とっさに顔を庇おうとすると掌を外に向けると
思いますが、内手首側には動脈が走っており、
切られ方では命にかかわるということで、刃物に対する
場合は手の甲側を使う方がいいということでした。
 
先日の居合道の稽古でも同じようなことを言われましたので、
これも、やはり理にかなっているのでしょう。
 
 
と言っても、生兵法は怪我のもとですから、危うきに近づかず
が一番ですね。


 

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