今週の少林寺拳法は、二段の拳士と引天秤、逆引天秤、
合掌引天秤の引天秤系三種の練習をしました。
　
引天秤は、片手投系とは逆に掌を自分の方に回して引き
込んできますが、普段あまりやらないような動きなので、
つい逆に回してしまいそうになったり、前の手で下に押さえ
ようとするあまり、肘の急所と関係なく上から被せて押して
きてしまったりと単純そうな技なんですが、けっこう苦労して
いました。
どうしても肘が開いてしまうので、肘が脇から離れないように
注意しながらやってもらいました。
　
次は２級の人と上膊抜と上膊捕。
こちらも肘を真横に上げるため、うまくできません。
引き身と肩を回して後ろから肘を上げるようにして
もらいました。
　
最後は１１月の大会に向けて練習中の三段組が、
攻者が廻し蹴から後ろ廻し蹴でくるのを、
守者は払受で受けた後、屈伸蹴で返すという
構成でやっていたのですが、見ていてどうにも動きが
不自然ですし、やっている二人もやりづらそうです。
　
結局、廻し蹴は受け流しつつ後ろ足に重心を乗せて、
受け流した手で頭をカバーしながら後ろ廻し蹴を屈伸で
くぐって蹴り返すという形に落ち着きましたが、また来週
見てみて考える必要がありそうです。